〈動作イメージ〉
〈傾斜角:全方位に最大3度〉
ロボットへの取付け方向は直角と同軸の2種類から選択できます。
取付けフランジプレートはメーカー各社のロボットに対応した形状をラインアップしておりますので、ご使用になるロボット型式をお知らせください。
【GR-N Lタイプ】
【GR-N Hタイプ】
ロボットフランジと直角の取付け
ロボットフランジと同軸の取付け
付属品のバネに交換すれば、フローチング力(押付け力)を変えることができます。
大きなバリがあるときはフローチング力を強く、小さなバリのみなら弱いバネを使用することで、最適なバリ取りが可能となります。
※詳しくは取扱説明書をご参照ください。
主にダイカスト製品のパーティングライン・オーバーフロー跡加工に適した、クロイツ製バリ取りカッター2種が付属していますので、加工内容に合わせてご使用いただけます。
このカッターはバリ取りに特化するように、一般的な市販のカッターとは異なるアプローチでデザインされています。
また工具材種は超硬を使用していますので、長寿命を実現しています。
本体 | ||
---|---|---|
形式 | GR-NL-(ロボット形式) | GR-NH-(ロボット形式) |
取付方向 | 直角取付 | 同軸取付 |
質量 | 1.8Kg |
|
スピンドルモータ | 株式会社 ナカニシ製 | |
最高回転数 60,000 min-1 | ||
最大出力 350w |
付属品 | |
---|---|
バリ取りカッター | モノブレードカッター(T-10814-0) コンバインドカッター(T-10815-0) |
バネ | フローチング力変更バネ(強・弱 各1セット) |
スピンドルモータ | コレットナット(K265) |
コレットΦ6mm(CHK-6.0) | |
スパナ(12x14)2枚 | |
スパナ(22x27)1枚 | |
モータコード(ストレートタイプ)長さ8m | |
コントローラ(E3000)100V〜240V対応 |
メンテナンス部品 | |
---|---|
消耗部品 | 防塵ゴムカバー(品番:GR-BK) |
フローチングエリアサブアッシー(品番:GR-FR) |
バリ取りにはさまざまな工法があります。
その中でクロイツは、“バリ取り機”に取付け、切削工具・ブラシ・ヤスリなどの“工具”を使用してバリ取りを行うためのスピンドルモータ、エアスケラー、フローチングアタッチメントを取りそろえています。
There are various methods for deburring.
We provied spindle motors, air scalers and floating device to perform deburring together with cutting tool,brushs and files.
ブラシなどを使用した機械加工後の微バリ、Φ200砥石を使った鋳物素材の荒バリ、複数工具が必要になるバリ、などさまざまなバリ取りに対応できる駆動工具をラインナップしています。すべての製品がクロイツ製ロボット、汎用6軸ロボット、各種専用機で使用できます。
We have a lineup of drive tools that can handle various deburring such as fine burrs after machining using brushes, rough burrs of casting materials using Φ200 grindstone, and burrs that require multiple tools.
All products can be used with Kreuz robots, general-purpose 6-axis robot,and various dedicated machines.
回転工具では取りにくい張り付いているダイカスト製品のバリや、脆性材料の中子(砂型)のパーティングラインなどヤスリのようなバリ取りを行うための工具です。 Air scaler is good for deburring lies burrs which is difficult to deburr with rotary tools or filing deburring brittle materials burrs at the parting line of the sand core.
使用先Where to use | フローチング アタッチメントFlowting attachments |
|
---|---|---|
本体取付Body mounting | KDM-7 KDM-30 KDM-51 |
FL-P KDM-30FS KDM-51SP |
工具取付Tool installation | SC-70 SC-30 SC-34 |
FL-S HL-T-002 HL-T-004 |
バリ取りを自動化するために、工具は素材形状に倣いながら加工を行う必要があります。【フローチングアタッチメント】は、この倣い加工をさせるために必要になるもので、本体に直接取付けるものと、工具に取付けて使用するものがあります。クロイツは最適な組合せを加工対象に合わせ選定いたします。
To automated deburring, it is required to perform deburring while chasing the shape of the material.
The floting device is important for chasing performance, there are 2 types, one is used attaching with the machine directly, the other is use with attachied to the tools.
定格出力Rated output (Kw) |
定格トルクRoted torque (Nm) |
最高/最低回転数Maximum/minimum rotation speed (min-1) |
質量Mass (Kg) |
コレットチャック ナットCollet chuck nut |
---|---|---|---|---|
0.7 | 0.32 | 20,000 3,000 |
2.1 | ER16 |
仕様Specification
FL-P
仕様Specification
定格出力Rated output (Kw) |
定格トルクRoted torque (Nm) |
最高/最低回転数Maximum/minimum rotation speed (min-1) |
質量Mass (Kg) |
コレットチャック ナットCollet chuck nut |
---|---|---|---|---|
1.5 | 1.19 | 15,000 6,000 |
15 | BT30 |
仕様Specification
定格出力Rated output (Kw) |
定格トルクRoted torque (Nm) |
最高/最低回転数Maximum/minimum rotation speed (min-1) |
質量Mass (Kg) |
コレットチャック ナットCollet chuck nut |
---|---|---|---|---|
3.0 | 2.9 | 10,000 5,000 |
20 | フライスアーバMilling arbor ER20 |
両面スピンドルモータDouble-sided spindle motor
バリ取り加工用フローチングスピンドル
〈KDM-30FS〉Floating spindle for deburring〈KDM-30FS〉
定格出力Rated output (Kw) |
定格トルクRoted torque (Nm) |
最高/最低回転数Maximum/minimum rotation speed (min-1) |
質量Mass (Kg) |
スピンドルSpindle |
---|---|---|---|---|
5.0 | 9.0 | 6,000 3,000 |
35 | 3種より 選択Chose from 3 types |
両面スピンドルモータDouble-sided spindle motor
スピンドルSpindle
周波数Frequency (Hz) |
振幅Amplitude (mm) |
質量Mass (g) |
---|---|---|
150 | 1〜1.5 | 150 |
仕様Specification
仕様Specification
周波数Frequency (Hz) |
振幅Amplitude (mm) |
質量Mass (g) |
---|---|---|
150 | 1〜1.5 | 325 |
仕様Specification
仕様Specification
周波数Frequency (Hz) |
振幅Amplitude (mm) |
質量Mass (Kg) |
---|---|---|
180 | 5 | 1.15 |
仕様Specification
仕様Specification
AタイプType A
B・CタイプType B / C
FF HOLDER -now at working-
産業用ロボットや各種アクチュエータを使用したバリ取り設備や工作機械の機内で行なうバリ取りなど、バリ取りの自動化を行なうために必要となるホルダです。
ホルダにバリ取りカッター・面取りカッター・ブラシを取り付けて使用します。
機械加工によって出来上がった製品と図面寸法との間には、誤差が必ず発生してしまいます。バリ取り・面取りは出来上がった製品を基準とするため、この誤差を考慮した加工を行なう必要があります。
これを実現するためにクロイツが名づけた「フローチング機構」と呼ぶ、“カッターがワーク形状に自由自在にならって加工できる機構”を内蔵したホルダ―を使用し、図面寸法よりも押し付けた位置でプログラムを作成します。
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バリ取り・面取りを行なう箇所は上下方向だけでなく、横や斜め方向などあらゆる方向に発生します。
これに対応するために、FFホルダでは、3種類のならい方向をラインアップしています。
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カッターを取り付けるシャフトは、バネによる与圧をかけられた状態でストッパーに押し付けられた、常に一定の位置(ニュートラルポジション)にあります。
加工による負荷が加わるとカッターがならいシャフトが移動しますが、加工負荷がなくなるとニュートラルポジションに戻ります。
すべてのFFホルダは、垂直方向はもちろん、斜め・横・逆さまの姿勢になっても加工負荷がかからなければ、常にニュートラルポジションを保持する構造になっています。
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切削工具の取付方法は、サイドロック方式またはコレットチャック方式の2種類から選ぶことが出来ます。
サイドロック方式はセットスクリュを緩めるだけで工具交換ができるため、機内に取り付けたままでも簡単に行なえます。
さらに工具長の管理もしているので、工作機械での工具長設定の必要がなく、ロボットなどでおこなうゲージを使った取付けや、ツールプリセッタを使った機外確認作業も必要ありません。
コレットチャック方式では、クロイツのバリ取り専用切削工具やブラシを使用することが可能です。
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ホルダタイプ・コレットサイズをお知らせください。
シャンク径変更なども対応可能です。
ご要望などございましたら別途ご連絡ください。
Please let us know the holder type and collet size.
It is also possible to change the shank diameter.
If you have any requests, please contact us separately.
※コレット、コレットナット、スパナは別売りとなります。
Collet, collet nut, and spanner are sold separately.